なぜ、婚活する男性は自慢話をしたがるのか

男性は、女性に自慢話をしたがります。

なぜならば、男性は社会的地位において、常に他者との勝ち負けを意識し、勝っている男性はモテると考えているからです。

また、女性から見ればバカバカしく思えるようなことにも勝ち負けにこだわり、自分の非を認めることを極端に嫌がります。

今回は、女性に嫌われるにもかかわらず男性は自慢話をしたがる理由について、考えてみたいと思います。

婚活での自慢話は、ほどほどがいい

男性は、本能的に勝ち負けにこだわっています。

たとえば、スポーツや格闘技など直接戦うことで勝ち負けがはっきりする競技に夢中になるのはほとんどが男性ですし、会議などにおける討論の場でも、自分の意見がいかに正しいかについて他の人に認めさせることに必死になるのも男性です。

つまり、男性にとって負けることは、自分が他人より劣っていることを認める恥ずかしい行為なのです。

だからこそ、負けを認められない男性は自己正当化をすることを強く意識し、自分が他者より優れていることを証明するため自慢話をしたがります。

しかし、残念ながらこのような勝ち負けに過剰にこだわる男性の考え方を、女性が理解することは困難です。

なぜならば、女性は男性に比べ勝ち負けにこだわらないからです。

だからこそ、男性が自分が他者より優れていることを証明するため自慢話は、女性から見た場合、バカバカしく感じたり、どうでもいいことだと感じたりし、婚活で気に入った男性だとしても、自慢話ばかりでは愛想をつかしてしまう可能性が高まるのです。

婚活に悪影響を及ぼす過剰な自己愛

また、婚活男性が自慢話をし、自己正当化する行為は自己愛と考えることもできます。

自己愛は誰にでも存在しているものですが、自己愛が大き過ぎる場合、人からチヤホヤされることを過剰に求めたり、自分は特別な存在であると勝手に思い込んだりしてしまいます。

過剰な自己愛は自己愛性パーソナリティ障害と呼ばれる病気の一種であり、カウンセリングによって症状を改善していくことが可能です。

これまでご紹介した内容に少しでも心当たりのある人は、もしかしたら、婚活でうまくいかない理由はあなたの自慢話や過剰な自己愛にあるのかもしれません。

婚活は、相手とのフィーリングを確かめる場であり、自己正当化する場ではありません。

自己愛や自分を表現する方法を変化されていくことによって、あなたの婚活の結果も変化していくことでしょう。