なぜ、女性はぶりっ子で甘え上手を演じるのか

女性は、男性に好かれるためにぶりっ子で甘え上手を演じることがあります。

そして、多くの男性は演じていると分かっていてもにぶりっ子で甘え上手な女性を魅力的だと感じています。

では、演じているにもかかわらず、なぜぶりっ子で甘え上手な女性は多くの男性に支持されるのでしょう。

今回は、ぶりっ子や甘え上手に対する男性と女性の心理について、考えてみたいと思います。

なぜ、男性はぶりっ子や甘え上手が好きなのか

一般的な価値観として、私たちは男性に幼い時期から強くてたくましい人間になることを求めています。

つまり、強さやたくましさは、男性にとって価値のあることだと考えられているということです。

そして、男性にとって価値のある強さやたくましさを証明するためには、ぶりっ子や甘え上手などのか弱い女性がぴったりです。

つまり、男性は自分が強さやたくましさがあることを証明し、男であることの自尊心を満たすために、ぶりっ子や甘え上手などのか弱い女性を求めているのです。

たとえ、ぶりっ子や甘え上手などを女性が演じていたとしても、男性にとって大した問題ではありません。

なぜならば、男性の脳は目に映ったものに敏感に反応するようになっているため、ぶりっ子や甘え上手が見え見えの演技だとしても、思わず「かわいい」と反応してしまうからです。

もちろん男性の中にも「ぶりっ子や甘え上手は好きじゃない」というタイプもいますが、男性の自尊心を満たすことができるぶりっ子や甘え上手は、男性の好みを分かりやすく具現化した存在といえるでしょう。

ぶりっ子や甘え上手を演じる女性の心理とは

一方、女性にとってもぶりっ子や甘え上手などを演じるメリットは存在します。

なぜならば、ぶりっ子や甘え上手などを演じ「かわいい」と褒められることで、男性から女性として賞賛されていると感じ、自己評価と自尊心を高めることができるからです。

また、女性がぶりっ子や甘え上手などを演じることを、恋愛テクニックのひとつとして使っている可能性も考えられます。

つまり、意中の男性をゲットするために、男性の好みに自分の印象を巧みに合わせようとしているということです。

その他には、自分がぶりっ子や甘え上手という自覚がないまま、ぶりっ子や甘え上手を演じているケースもあります。

つまり、ぶりっ子や甘え上手としてしか、男性との接し方が分からない女性も存在するということです。

なお、ぶりっ子や甘え上手としてしか男性との接し方が分からない女性の心理には、幼少期の経験などが深く関わっていると考えられています。

ぶりっ子や甘え上手を演じる女性の心理には、男性のニーズが影響しています。

ぶりっ子や甘え上手を求める男性がいなくならない限り、ぶりっ子や甘え上手を演じる女性もいなくならないでしょう。